5月中旬、中古の軽自動車を購入した。
初乗りの日は、とっても上天気で四国山脈がくっきりときれいだった。
70歳後半の父と母を乗せマイントピア別子まで走った。
敷地内は多彩な大輪のしゃく薬が咲きほこっていた。
天然温泉の広い浴槽にどっぷりとつかり湯巡りも楽しんだ。
少々眠気がさしてくるのを振り切りながら実家経由で帰宅した。
往復で丁度20km だった。
それ以来、行動範囲はめっぽう広くなった。
時間があれば市内をグルグル回っている。
6年間、日々の交通手段は自転車だった。
友人は、広告を頼りに激安商品を目指して、スーパー巡りをすると言っていたが、
私は、最寄りのスーパーで安価な商品を目にしてラッキーと思う。
如何に短時間で、短距離で・・・が、日課だった。
車の維持費が掛からないことを棚に上げ、節約とはほど遠い生活だったかもしれない。
もう、自転車で通勤することは無くなった。
通勤ラッシュの傍らを激チャリするおばちゃんの姿はさぞ見苦しかったことでしょう。
夫などは、「制服のスカートから抜き出るその足は何ぞ!犯罪じゃ。」
と申しておったな。
今に見てなさい。スレンダーな足になる日は近い。う?なるかな?なるといいな。
ただいま愛車にて、銭湯とジムに通うことが唯一の楽しみである。