一緒に子どもたちの育ちを喜びあい、共によく笑い、よく泣いて、よく食べて、よく働く。
そんな人間関係を築いて行きたかった。何故か叶わなかった。
不平不満を同調することは、あえて避けてきた。
保育士として未熟な私は、保育力を身につけるために、補助に徹した。
しかし、子どもとの関係を大切にすればするほど、同僚は、遠ざかる。子どもを思えば思うほど同僚の言動は、不思議だった。果たして、子どもの心にどう響くのだろうかと、疑問を抱いてきた。同僚の言う“保育士あるある”は、通り一遍のような気がする。それに染まる事は、難しい。
彼女の保育力は絶大だと聞かされてきた。これが保育なんだー!?と、驚愕したり疑問に思うことが多々発生したけれど、胸が苦しくなるばかりで、私は話し合うことは出来なかった。
誰でも、自分を非難されるとやるせない気持ちになるからね。
意識統一は難しく、必要とされていないと感じ、止むを得ず退職を願い出た。
頑張らなくても良い方を自ら選んだのは、初めてだった。これで、楽になる。楽になるはずだった。
これから話し合いで退職日を決める予定だった。
職場の人間関係、良い関係にしたいなら人を嫌いになるなと自分に言い聞かせてきた。
これからもそう言い聞かせ、来年3月末まで頑張れるかな・・・と、思っていた。
ところが、ルールを守らなかった私の行動により、状況が突然大きく進展することになる。
8月末で解雇となった。 いえいえ、申し出たのはこちらが先なので、“一身上の都合による退職”らしいよ。
😳 ❤ 🥺