颯爽と・・・と言いたいところだけど、
「 今頃事務所内は、てんやわんや~~~。遅くなっちゃった。 」 と焦りながら・・・
今日は、この5ヶ月間、私が手がけてきたコトの節目の日でした。
来年から、会費の自動口座振替が始まります。
会報発行日でもあったので多くの方々の協力を得て、今日はそのご協力お願い文の発送準備が出来ました。
システムを調べ、それに掛かる費用を計算し、それを実行する為に伝票を作成したり、仮出力をしてみたり・・・・・
目標を持つって、楽しいですね。
どうやら私は、たったひとつその足がかりを成す為にこの職場に来たようです。
大したことはしていません。ささやかな節目です。
ほんとうに短い期間でしたけど、この職場の どの仕事も誠心誠意尽くしました。
どの方との出会いも大切にしてきました。
ボランティアで携わる役員の意気揚々とした発言や実践を目の当たりにする度に、私もワクワクしました。
この職場の2次面接の時を思い出しました。
会長の自らの経営理念のこと、この団体の基本的指針、ボランティアで会員増強に専念していること、そして事務局の役割のことを。
会長のこの団体に対する熱の入れようは素晴らしく、健全な集まりであると感じました。
戦国の歴史を見ても、隊長自ら先陣を切る部隊は、必ず熱いものがあります。
従う者たちがボランティアであれば尚更、隊長の指針は戦力の源でしょう。
私は納得してこの職を得る事が出来ました。
「 こりゃー私も邁進しそう!」 って思いました。
「 皆様がボランティアで努力した財源を大切に維持します。」 と、私は、お応えしました。
そうです、あれはお約束でしたね。
すみません。私は約束を破ってしまいました。
社会貢献の意義を唱えて理解を得て、会員をどんどん増やせばいいし、会員が喜ぶような行事や講座を企画すればいいのです。
トラウマに打ち勝ち平然とバイクに乗り、会報のお届けや会費徴収に勤しんでおれば良かったのです。
ところが会員は減る一方・・・
私の力では、財源維持はできません。退会者を防ぐ事は出来ません。
会運営の生業に責任が持てなくなりました。
私は単なる事務員です。会員を大切に!会員の思い通りに!お気楽に勤めれば良かったのにね。
退会なさろうとする方もまだ会員。その方の要望にも気楽に 「 はい!」 と言えたらよいのに・・・。
表現しない愚痴、口にしない思いが、だんだん重くなってきました。
とうとう本当の退社理由を会長に告げることが出来ませんでした。
事務所内で電話番をし、ご自分の年金受給金額を計算することに専念している上司と向き合うのは疲れました。
私ひとり耐える事、辛抱する事を覚えて、会の運営が成り立つかしら?
重責に耐えかねて退職いたします。
このままで・・・職場に喜びを見つけるでしょうか?
この歳になると丸くて楽しいものを求めます。
さあー明日から、数々の行事に向かいながら、後任者が困らないようにお片づけをはじめましょう。
“ 集まりのカラーは、ナンバー2で決まる!” と日々感じます。
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