庭には、無数のお星さまが光り輝いています。
石ではありません。(笑)
金木犀です。
今日は、その花の香りが薄く感じられます。
洗濯物を干していると
ほのかに甘い香りが漂っています。
オレンジ色の花が鈴なりです。
ひと花ひと花、小さなお星さまのようです。
今年は、開花が遅く花芽の数が多いです。
このあたりで11月上旬まで香ることは、珍しく…
そうですねー。どうも記憶にありません。
娘が「祭りが2年も頓挫すると、金木犀もトチ狂うわ。」と。
可愛い言いぐさに、夫は朝食を食べながら笑みを浮かべていました。
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30数年前のこと、私は乳母車を押し、鳥の端から、山の端へと良くお散歩をしました。
秋のお祭りの始まる頃、どこからともなく甘い香りが流れてきます。
もうじき我が家の金木犀も薫りだす頃・・・
と、 待っていました。
金木犀の花言葉は、「気高い」「謙虚」と言われています。
まさしくそのとおりで…
私の知っている金木犀は、
青々と茂った葉に馴染んで、小さな花は控え目です。
雨乞い祭りのその後は、あっけなく散ってしまいます。
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